約 1,265,410 件
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/568.html
いのち の ぬくもり(前編) ◆sUD0pkyYlo ――やがて泣き疲れたのか、ひまわりはスースーと寝息を立て始めた。 ククリは彼女の上にそっと布団をかけてやる。 「これから……どうしよう……」 泣き腫らした目で、ククリは改めて手元の名簿を見る。 既に日は暮れ、電灯を点けていない(というより、ククリにはその方法が分からない)部屋は暗くて仕方ない。 それでも僅かな月明かりに照らされて、いくつもの名前に線が引かれているのは分かる。 既に死んでしまった人の名前。あまりにも多くの名前。 その数だけでも彼女にはショックなのに、さらに、そこに含まれていたのが…… 26番、ゴン。 32番、ジュジュ・クー・シュナムル。 50番、野原しんのすけ。 60番、フランドール・スカーレット。 ジュジュ。 元の世界で友情を交わし、くーちゃん、と互いに呼び合った大切な友達。 また会えると思っていた。また一緒に笑い合えると思っていた。それなのに……! あの掴み所のない不思議な少女が殺される所なんて、とてもではないが想像できない。 どんなピンチもあの独特の笑みを浮かべて乗り切ってしまいそうな、そんな印象があったのに。 ゴンとフランドール。 戦いの結果を知りたいと思っていた2人、朝方に出会った2人。 正直なところ、どちらか一方の名前は呼ばれるかも、とは危惧していた。 片方が片方を殺めてしまっているかもしれない、とは薄々覚悟していた。 けれど……まさか2人とも呼ばれてしまうなんて。 仲良くなってどこかに行ったわけではなかったのか。それとも、どこかに行ってから何かがあったのか。 全く状況が分からない。 そして……今、ククリのすぐ傍で眠るひまわりの兄であるらしい、しんのすけ。 彼の名が呼ばれたあの瞬間、ひまわりは火がついたように泣き出した。 オムツが汚れた時とは比較にならない激しさの、まさに号泣だった。 赤ん坊に放送の意味など分かるはずがない、とは思うのだが、しかし確かに彼女は理解したのだろう。 兄の死を、もう二度と会えないのだという事実を、理解してしまったのだろう。 理屈や言葉よりも、直感で。 ここに至るまでに何度もククリが見てきた、人並み外れたカンの良さで。 しんのすけの身に何があったかは分からない。 けれども、ククリもひまわりも共に死にそうな目にはあってきた。この半日で何度か生命の危機と直面した。 きっと彼もまた、似たような危機に遭遇してしまったのだろう。 そしておそらく、ほんの少しだけ、幸運が足りなかったのだろう。 そう分かってしまったひまわりは、泣いて、泣いて、泣き続けて……とうとう泣き疲れ、眠ってしまった。 ククリは、天井を仰ぐ。 「本当に……これからどうすればいいの、勇者さま……?」 本当はククリだって泣き出したい。いや、声こそ出さなかったが、さっきまでずっと涙が止まらなかったのだ。 泣きながらも、それでも放送で呼ばれた名前を最後までチェックして、その後のジェダの話も聞いて…… それから、ひまわりが泣き止むまであやしてあげて、寝付かせて。 もしもこれがククリ1人きりだったなら、きっとここまで頑張れなかっただろう。 ククリは本来、あまりそう強い子ではない。 ちょっと夢見がちなだけの、ごくごく普通の女の子だ。 でも、もしここで大事なことを聞き逃したら、ククリだけの問題ではなくなる。ひまわりも大変なことになる。 だから哀しみを堪え、全てを投げ捨てたくなるのを堪えて頑張ったのだ。 自分より弱い、守ってやらねばならない弱者がいると、人は普段以上の力を発揮できるものなのか。 彼女には珍しい決意の表情で、拳を握り締める。 「この子だけでも、守らなきゃ……ううん、私が守るんだ! 今度は、私が!」 ククリは女の子で魔法使い、という立場上、ニケや大人たちに守られるポジションが多かった。 でも今は自分1人しかいない。ひまわりを守れるのは、自分だけしかいない。 いずれニケたちとは頑張って合流するとして、それまでは自分がこの子を守らなきゃ! 決意を新たに立ち上がったククリは、そして次の瞬間、ハッとする。 ――まさにそのタイミングで、窓の外、温泉旅館の敷地内に、動く人影があった。 まだまだ遠くて容姿の見分けはつかない。木々や柵、電柱などの障害物のせいで、チラチラとしか見えない。 2人はいるようだ、ということ以外は、まだほとんど分からない。 それでも、こちらに向かって来ているのは分かる。つまり、温泉旅館の玄関の方向に。 ククリは思い出す。そうだ、数多くある旅館の部屋の中で、何故この部屋を選んだのか。 それはここが「外を見張りやすい位置にあったから」だ。「建物の出入り口に近い」からだ。 何者かがこの大きな旅館に近づいてきた際、いち早く発見して対応するためだ。 幸い、電灯も点けていない室内は暗く、向こうがこちらの存在に気付いた様子はない。今なら先手を取れる。 ククリはゴクリと唾を飲むと、チラリとひまわりの寝顔を見る。 あの人影が、殺し合いに乗っていないならいい。怖くない人たちならいい。 それなら普通に挨拶してお話して協力も出来るだろう。 でも、もしも殺し合いに乗っている人だったとしたら……! 複数で行動していることは、その懸念を否定する材料としてはやや足りない。 元の世界で敵となった魔物たちの中にも、徒党を組んで人に害を成す連中もいたのだ。 あれが、そんな魔物たちのような存在だったとしたら。 「グルグルでやっつけちゃうか、それとも、ゴンくんみたいに……」 闇魔法グルグルで戦って、相手を倒すなり逃走させるなりするか。 それともゴンがしてくれたように、注意を自分に引きつけて逃げ、ひまわりの安全だけでも確保するか。 どちらにせよ、今ここで寝ているひまわりを連れて行くのは賢明ではない。 可愛らしい寝息を立てる赤ん坊をそのままに、ククリはそっと部屋を出た。 * * * 「海鳴温泉、つまり『ウミナリ・スパ・リゾート』、ね……。リルルは『温泉』って分かる?」 「地下水が地熱で温められて、高温になって湧き出してくる場所のことね? 母星の『メカトピア』でも、火山の近くなどで稀に見られた現象だわ」 「えーっと、それはまぁ、確かにそうなんだけど。 その様子じゃ、『人間社会における意味』とか『人体への影響』については知らないみたいね」 大きな温泉旅館の敷地内。 建物の方に向かって歩きながら、トリエラは微苦笑を浮かべる。 別にリルルに人間社会について教育してやる義理は無いのだが、無言で歩いているのも味気ない。 彼女の方から話題を振ってくることはまず無いので、このように自然とトリエラから話しかけることになる。 本来トリエラは、『任務』の時以外は人当たりがいい性格だ。人並みの社交性はある。 「温泉って、昔から傷や病気、疲労の治療に使われてきたのよ。 それこそ、ローマ人が地中海世界を支配していた古代から使われてた、自然療法として」 「高温の水でダメージやバグが治るの? どうやって?」 「人間にある程度の自己治癒能力があるのは知ってる?」 「ええ。性能は高くないけど、最初から全ての個体に自己修復機能が備わっているのよね?」 「温泉に浸かって温まることで、その自己治癒力が増すの。ほんのちょっとだけどね。 他にも、温泉に溶けた成分が皮膚病の原因になる菌を殺したり、皮膚に刺激を与えたり……。 泉質によっては、飲むこともあるわね。消化器系の病気などに効くそうよ」 トリエラの得意分野は古典と歴史で、だからこういった理系的なことはあまり詳しくはない。 今の話の大半が義体棟で同室の親友・クラエスからの受け売りだ。あとは常識の範疇の知識。 リルルに伝わりやすい言葉を選んで喋ったつもりだが、どれくらい理解してくれたのかは少し怪しい。 「武器を探してから休憩、とも思ってたけど、温泉を優先した方がいいかもね。 傷口の消毒にもなるだろうし、正直な話、ここまでの連戦で疲れてないわけじゃないのよ、私も」 「その温泉の効果、私の身体にも働くかしら?」 「どうかな……あなたの母国で知られていなかったなら、あんまり効き目は期待できないかもね。 ま、傷が直らなくても、リルルもけっこう汚れちゃってるし、身体を洗うくらいしておくべきかな。 防水は大丈夫なのよね? なら、その左手の破損箇所だけ気をつければ」 森の中を駆け回り、何度も戦ってきた彼女たちは、それなりに疲れて汚れている。 身体を清め温かな温泉に浸かったら、さぞ気持ちの良いことだろう。 想像して顔を綻ばせかけたトリエラは、次の瞬間。 「――!?」 「? どうかしたの?」 「静かにッ!!」 一瞬にして表情が切り替わる。鋭敏な感覚で捉えたのは、小さな足音。人の気配。 不思議そうに首を傾げるリルルを片手で制し、気配を探る。 ……温泉旅館の中だ。建物の中に誰かいる。こちらに向かってくる。 足音を忍ばせ、身を隠しているつもりなのだろうが……その動きはどう見ても素人だ。 手にした棒や揺れるお下げが物陰からはみ出ている。服らしきものが地面と擦れる音が微かに聞こえる。 「……誰かがいるわ。戦いに備えて」 「殺し合いに乗っているの?」 「分からない。私が先行して接触する。リルルはちょっと下がって周囲を警戒して」 この相手、気配を殺すことに関しては素人だが、だからといって脅威でないとは限らない。 正規の訓練を受けてないのは確かだろうが、この島には魔法使いのような常識外の存在もいるのだ。 相手が身を隠している「つもり」なら、その意図を考えなければならない。 単に怯えているのか、それともこちらの不意を討とうとしているのか、慎重に見極めなければならない。 こちらの存在に気付き、なお隠れながら接近してくる以上、敵である可能性が高いのだろうが……。 (もう、あんなミスは繰り返したくないしね……) 彼女は苦々しい自戒と共に、日没前の最後の戦闘を思い出す。 野比のび太の稚拙な嘘に踊らされ、シャナと無益な戦いを演じてしまったあの一戦。 もう少しで無実のシャナを殺し、「殺し合いに積極的な」のび太を助けてしまうところだった。 あんな失態は、何度も繰り返すわけにはいかない。 過去に殺めた2人の素性や事情を知らないトリエラは、しかしだからこそ「同じミスを繰り返さないこと」を誓う。 相手に戦う意思が無いなら、トマの時のように情報交換をすることも出来るだろう。 相手が戦うつもりなら、倒してしまえば『3人目』だ。武器弾薬を探しに行く手間も省ける。 見極めが肝心だ。相手の出方によって、取るべき行動も得られるものも全く変わってくる。 トリエラは同行者をその場に残し、1人で旅館の建物に近づく。 リルルにはその辺りの複雑な判断は無理だ。頭が悪いわけではないが、あまりに常識が欠け過ぎている。 第三者の乱入、敵による挟撃などに対する一応の備えとして、周囲の警戒だけ軽く頼んで先行する。 いつでも拳銃やナイフを抜くことのできる構えで、彼女はそのまま歩を進めて、 「――出てきなさい。そこに居るのは分かってる」 「ッ!!」 「10秒待つわ。その間に出てこなかったら、容赦なく撃つ。出てきてくれたら、攻撃はしない」 大きな旅館の玄関前。 柱の影、息を飲んだ気配に対し、トリエラは冷たく言い放った。 できれば相手の真意を確認したいから、奇襲は仕掛けない。弁明の機会は与えてやる。 その代わり、主導権は決して渡さない。 指示に従えないようなら、たとえ殺し合いに乗っていなかったとしても多少の怪我は覚悟して貰おう。 そのまま心の中でゆっくり数字を数え始める。 10……9……8……まだ出てこない。 7……6……5……トリエラは拳銃を静かに抜き、安全装置を解除する。 4……3……2……交渉決裂か。トリエラは一気に飛び出して敵を仕留めるべく、身体のバネを溜めて、 1……ゼロ、と心の中で呟こうとした、まさにその瞬間。 今にも泣き出しそうな表情をした少女が、ゆっくりとトリエラの前に姿を現した。 * * * また、「怖いひと」だ―― 1人で旅館に近づいてきた「お姉さん」の厳しい声に、ククリは逃げ出そうかとも思った。 叱り付けるような、怒っているような冷たい口調。怖くて仕方がない。 それでもしばらく悩んだ末、ククリは姿を見せることにした。 ここで逃げたら、また森の時と同じことになってしまう。ここで逃げたら、ひまわりにも危険が及んでしまう。 それに彼女は「出てきたら攻撃はしない」と言っていた。 ということは、話が通じる相手なのかも……そう考えて、勇気を振り絞ったのだが。 「あ、あの……」 「そのまま、武器を捨てて両手を挙げて。変な動きはしないように」 ズボン姿の男装の「お姉さん」は、厳しい態度を崩さない。 何やら金属の筒をククリに向けたまま、杖を手放すよう要求する。 拳銃など見たこともないククリだが、それが武器らしいことは彼女の態度から簡単に想像がつく。 トマの魔雷砲のようなマジックアイテムだろうか? 何にせよ、脅威であることは確かだろう。 武器を向けたまま、ククリには命綱である杖を手放せだなんて……。 向こうも怯えているのだろうか? それとも、手放した途端に攻撃されてしまうのだろうか? ファンタジー世界の住人であるククリは、「警察官が容疑者を確保する際の定番の言動」を全く知らない。 だから、相手の意図が読めない。言葉どおりの意味しか分からない。 この薄暗さでは「お姉さん」の褐色の肌は闇に沈んでしまう。表情もよく見えない、窺えない。 判断材料の不足が、ククリの不安をさらに煽る。 「聞こえなかったの? その手にしている棒を捨てて。さもないと……」 「で、でも……」 「――あら」 銃口を向けたまま1歩踏み出す「お姉さん」、杖を抱いたまま1歩下がるククリ。 そんな2人の緊張に、少し間の抜けた声が水を差した。 第2の人物の登場。そういえば旅館の窓から確認した人影は2人分あったっけ。 そう思い出したククリは、「お姉さん」の後ろからやってきた人物の姿を認めて、絶句する。 「……何よリルル。後ろで見張っててって言ったじゃない。今あなたが出てくるとややこしいことに……」 「その子、知っているわ」 間違いない。 あの時と違って服を着ているが、その桃色の髪といい顔つきといい、間違いない。 いきなり電撃を浴びせ、ククリを攫ったあのロボットの少女だ。 よくよく見れば、彼女の服には洗っても落ちきらぬ黒いシミがついている。あの色は、もしかして……!? そう思ってみれば、武器を向けている男装の少女の服にも、返り血らしき斑点があちこちに……! 気付いてしまったククリの心に、恐怖が満ちる。 やっぱりそうなんだ、この人たち殺し合いに乗ってるんだ、魔物たちのようにつるんで殺し合いに……! 「何? またのび太みたいな知り合い?」 「知り合いっていうか……トリエラさんに会う前に……」 「――え~いッ!!」 ……無我夢中のうちに、身体が動いていた。 2人の注意が逸れ、銃口が僅かにズレたその隙に、ククリは恐怖に駆られて杖を振り回していた。 空中に描かれた魔法陣は、彼女のグルグルの中でも比較的シンプルなデザイン。 描くのも早く、簡単で信頼性の高い攻撃魔法。 慌ててトリエラは拳銃を構えなおすが、魔法の完成の方が早い。最後に魔法陣を杖の先で突いて―― 初歩的ながら「大砲」にも例えられた高威力の火炎魔法、「とかげのしっぽ」。 恐怖に駆られたククリは、手加減も何もなく、2人に向けてそれを撃ち放った。 紅蓮の炎の吐息が、トリエラとリルルを丸呑みに―― * * * 炎の吐息が2人を丸呑みに――は、しなかった。 「――やっぱりッ!!」 灼熱の炎の帯が夜の闇を赤く染め上げる中、トリエラもリルルも瞬時にその場所を飛びのく。 トリエラは地面を転がるように、リルルは空中にふわりと浮かび上がるように。 迂闊にも少し油断してしまったが、ククリのこの攻撃は想定の範囲内。 どんな魔法が飛び出してくるかは見当もつかなかったが、少なくともその場にボーッと立ってはいられない。 相手の火力に驚きつつも、トリエラは素早く一回転して立ち上がる。 (こっちの『増援』が来たのを見て、慌てて仕掛けてきたってわけ!? 今の火炎放射、反応が遅かったら2人まとめて倒されてた。この子、見かけによらずえげつない!) 午前中、トマと出会い情報交換をした際、トリエラはいくつかトマから魔法の「基本」を聞き出していた。 魔技師のトマ曰く―― 『魔法によっては、その発動に道具を必要とするんです。 ククリさんのグルグルのための杖とか、僕を襲った魔獣を呼び出した宝石とか』 『でも、あたりまえですけど、そういう魔法ってその『道具』なしには使えないんですよ』 『もっとも、世の中には特別な道具を必要としない魔法もありますけどね』 銃が無ければ弾は撃てない。当たり前の道理だ。 ならば、杖で魔法陣を描く魔法使いは―― 「――ハァッ!!」 トリエラは一気に浴衣の少女との間合いを詰める。 少女は慌てて次の魔法陣を描こうと杖を持ち上げるが、遅い。 飛び込みざまに放たれた鋭い蹴りが、杖を捉える。 人間離れした、パワーとスピードの乗った蹴り。ごく普通の棒でしかない杖は、耐えられない。 杖が折れる。あっさりとへし折れながら、杖が少女の手から弾き飛ばされる。少女の表情が驚愕に歪む。 銃を持つ敵と対峙したなら、その銃を叩き落としてやればいい。 杖を手にした魔法使いと対峙したなら、その杖を叩き落としてやればいい。 やっていることは普段の訓練と一緒。だからその先も訓練と一緒。 敵の「メインウェポン」を奪ったところで安心してはいけない。 予備の武器を持っているかもしれないのだ。道具なしで使える魔法もあるかもしれないのだ。 だから相手を殺すまで、油断はない。 流れるような動きで、そのまま今度は水面蹴りを放つ。少女の両足を素早く払う。 これも素人には避けようもなく、少女はぺたんと尻餅をつく。 尻餅の拍子に、適当に結ばれていた帯がほどけ、はだけた浴衣から弱々しい裸体が曝け出されて―― それでもトリエラは一切の容赦をしない。「魔法使い」相手に通常の常識は通じない。 シャナの時にはその身体能力が脅威だった。だから四肢の自由を先に奪った。だが、魔法使いが相手なら。 流れるような動きで、トリエラは素早くマウントポジションを取る。 自分の全体重を使って魔法使いの少女の動きを封じる。呪文の1つも唱えさせはしない。 トリエラはこの距離では逆に使いづらい拳銃を諦め、ベンズナイフを抜き放ち、 訓練された滑らかさで、一撃で命を奪うべく、少女の細い首に、 * * * 「冒険の終わり」を目前にして、ククリは、全てがゆっくりと、スローモーションで動いていくのを感じていた。 押し倒された地面がひんやりと冷たくて気持ち悪い。 せっかくお風呂に入ったばかりなのに、また泥で汚れてしまった。 浴衣がはだけ、夜の空気に晒された肌からも、温もりが逃げていく。 ただ1箇所、トリエラと呼ばれた褐色の肌の少女が馬乗りになった腹の上だけが暖かい。 ――体温があるんだ。 今から自分を殺そうとしているこのお姉さんも、自分と同じように、生きているんだ。 場違いにも、そんなことが頭を過ぎる。 いびつに歪んだ不気味なナイフが、街灯に照らされてギラリと光る。 刃が、首元に迫る。 死が、ククリに迫る。 勇気を出して侵入者を迎え撃ち、グルグルでやっつけようとしたククリの作戦は失敗した。 作戦失敗の代償は、死という究極のペナルティ。 コンマ数秒のうちに、ククリの命は刈り取られるだろう。 不思議と、怖さは無かった。 敵への怒りも無かった。 ただ――少しだけ、悔しかった。 こんな所で誰にも知られずに死んでいくのが悔しかった。 ひまわりの安全を確実なものに出来なかったことが心配だった。 そして。 (勇者さま……会いたかった……) 迫り来るナイフを前に、彼女が最後に思ったのは、ニケへの未練だった。 せめて最後に、あの無責任ながらも心温まる笑顔が見たいと思った。 涙が1滴、綺麗な瞳から零れ落ちて、そして―― * * * 後編へ9
https://w.atwiki.jp/doppelworld/pages/15.html
基本職(Lv上限30) 旅人以外の基本職は全て神殿都市アルテサノにいるNPCからイベントが発生する。 転職後も転職前のLvを基準にドッペルを誘えるので、転職のタイミングは自由に選べる。 冒険者を目指す場合は転職してはいけない。 戦士 武器屋から50ダメージ食らって耐える。指輪でHPを増やしても良い。 魔法使い Lv10。碧の秘薬を魔法使いに渡す。スライモのドロップ(低確率)、アルマドゥラの討伐クエストの報酬、商人ドッペルから購入(転職NPCの前に販売ドッペルが居るかも)。 聖職者 Lv10にして神殿の真ん中にいる神官に話しかける。 狩人 神殿にいる狩人に話しかけた後、アルマドゥラ南の街道の南に出現するアルマスパイダー(シンボルエンカウント・道なりに進めば居る)を2人パーティーにして倒す。 盗賊 Lv10。壁の外にいる盗賊に話しかける。 商人 アイテム屋に1000G払う。迷いの森に1000G入りの宝箱があるのでLv1で回収しに行き転職することも可能。 上位職(Lv上限40) 勇者の砦と古強者の隠れ谷にいる職に対応したNPCからイベントが発生する。 イベント発生の共通条件は 基本職をLv30にする。 「職ごとの純魂」を所持する(一部入手しづらいが、該当モンスターから盗むことが出来る場合が多い)。 「純魂の説明文に書かれた二つ名」を付ける。 職によっては一定以上のステータスを求められる(賢者なら魔法力、暗殺者なら敏捷性など)。 派生する2種のクエストは同時に受けられる為、商人は鍛冶師の金槌と錬金師の大杖を同時に取得可能。 転職後、Lv30以上のドッペルを誘える。(転職直後でもLv35までのドッペルなら勧誘可能) 冒険者 邪教徒の城B1Fの骨を調べて冒険者の純魂を入手した後、二つ名「永遠の」を装備した状態で古強者の隠れ谷の砦入り口にいる冒険者と会話。 冒険者からクエストを受け、その段階からセーブクリスタル/転送ドッペル/オルゴール/トロッコを使用せずに雪の街グラニソ中央付近にある雪だるまを調べる。 成功なら調べた時点でアナウンスが入る。 雪だるまを調べても反応がなければ、どこかでフラグを消失している為、やり直し。 戦闘から逃走してもフラグは消失しない。 一見すると簡単そうに見えるがセーブクリスタルによる回復が出来ないので古強者の隠れ谷・試練の遺跡・遺跡で枯渇する可能性がある。予備の聖職者・司祭、カロル瓶の準備は忘れずに。 狂戦士 狂戦士から純魂を入手した後、二つ名「ドラゴン狩りの」を装備した状態で勇者の砦の狂戦士と会話。 メセタ高原にいる敵(種類は何でも良い。仲間を連れても可)を100体倒す。 キャンプを拠点にし、魔道士・賢者の全体攻撃魔法で倒していくと効率が良い。 聖騎士 聖騎士から純魂を入手した後、二つ名「怨念払いの」を装備した状態で勇者の砦1Fにいる聖騎士に話しかける。 不死王の幻影討伐後、再度聖騎士に話しかけると条件達成。 なお、聖騎士に話しかける前に不死王の幻影をあらかじめ倒していた場合でも転職は可能。 (ただし、不死王の幻影は聖騎士の純魂を所持していないと出現しない) 賢者 賢者から純魂を入手した後、一定以上の魔力と二つ名「名を捨てた」を装備した状態で賢者に話し掛けると発生。 3属性の杖から1種選び完了。材料はスチールロッド、エリクシル、炎、氷、雷の作りたい属性のマナの結晶と精霊の巻物一つずつ。 侍 アスラから侍の純魂を入手した後、刀と二つ名「聖剣を継ぐ」を装備した状態で侍に話しかける。 連打ゲームで規定回数をクリアする(70回以上で合格?)。 司祭 司祭から純魂を入手した後、二つ名「神に仕える」を装備した状態で2階にいる司祭に話しかける。 どの敵でもいいので300ダメージを自分だけで与える。 封印された神殿にいるモンスターは全てアンデッドなので司祭か侍を連れてマイティマジック2回orマインドブレスで強化したホーリーライトで390前後のダメージが与えられる。 モンク モンクから純魂を入手し、二つ名「キメラ狩りの」を装備した状態で勇者の砦1Fにいるモンクに話しかける。 その後、装備を全て外して再度モンクに話しかけると条件達成。 上級職の中では比較的簡単だが敵として出るモンクはリジェネレートによる自動回復に加え、倒す・盗むのに手間取るとパワーセーブからの必殺技を放ってくるので注意。 また、狂戦士・賢者とパーティを組んでいることが多く、強烈な攻撃がバンバン飛んでくる。 狙撃手 試練の遺跡のお化けプラントから純魂を入手し「獲物を狙う」の二つ名を装備した状態で勇者の砦1Fにいる狙撃手に話しかける。 試験はシューティングゲーム(幻影訓練と同じ)。 相手はボス一人だが四方八方から飛んでくる弾を全て避けノーダメージで撃破が条件。 シューティングが苦手な人にはかなりつらい試験かもしれない。 赤い玉は規則的に飛ぶが黄色い玉はプレイヤーに近づいて来るのであちらこちらに動き回るのは危険。 おおよそメルカドの幻影訓練で15000点を取れる程度の腕前は必要になる(こちらは回避要素メインだが)。 「爆ぜる箱の羽ペン」は転職すると入手できないので注意。狙撃手の場合必須アイテムではないので、取り忘れる可能性がある。 罠師 パペットマスターから純魂を入手し「野営する」の二つ名をつけ勇者の砦2Fにいる罠師に話しかける。 その後、「爆ぜる箱の羽ペン」を使いダンジョンに罠設置。 他プレイヤーがその罠に掛かったことをニュースで確認すると条件クリアー。もう一度罠師に話しかければ転職。 新規にキャラを作成して自分で引っかかってもOK。 暗殺者 遺跡のレアモンスター暗殺者から純魂を入手した後、素早さ55以上の状態で砦2Fの暗殺者に話し掛ける。 朝の王を倒し二つ名「すばやい」を付け(先に倒して付けてあった場合朝の王のイベントが飛ばされる)再度暗殺者に話し掛けると、元暗殺者を暗殺するよう命じられる。 名を捨てた町の北西へ行き猫や犬の着ぐるみを着た状態で元暗殺者に話し掛け、隙を見せるのを待ち、クッキーを取り出そうとしてる時に始末する。 忍者 シノビから純魂を入手し、「スニーキング」の二つ名をつけ、勇者の砦ではなく「古強者の隠れ谷」の奥(砦の外壁を迂回し北西)にいる忍者に話しかけ、ミニゲームをクリアする。 鍛冶師 タウロスから純魂を入手し「強欲の」の二つ名をつけ勇者の砦1F一番奥の鍛冶師に話しかける。 小さな火山(エクソルシスモ火山洞)鍛冶師の金槌(封印された神殿)鋼鉄の剣(名を捨てた町)上質鉄鉱石(廃坑)を入手して話しかけると上質の鋼鉄剣入手とともに鍛冶師に転職。 錬金師 ミミックから純魂を入手し「勉強する」の二つ名をつけ勇者の砦1F右奥の錬金師に話しかける。 錬金壷(氷の迷宮)錬金師の大杖(封印された神殿)大きなカロル瓶、精霊草(試練の遺跡)を入手して話しかけると精霊のカロル瓶入手とともに錬金師に転職。 鍛冶師錬金師の転職イベントは同時に行うことができ、鍛冶師用の転職アイテムの鍛冶師の金槌が入手できるので手に入れておくとよい。一応鍛冶師も錬金師の大杖を入手可能だが装備ができないので意味はない。 コメント ×暗殺者から入手した後 ○遺跡のレアMOB暗殺者から暗殺者の純魂を入手した後 (2012-08-14 17 35 54) 暗殺者転職 暗殺者から入手した後、素早さ55以上の装備を装備した状態で砦2Fの暗殺者に話し掛ける。朝の王を倒し二つ名「すばやい」を付け(先に倒して付けてあった場合朝の王の下りイベントが飛ばされる)再度暗殺者に話し掛けると、元暗殺者を暗殺するよう命じられる。名を捨てた町の北西へ行き猫や犬の着ぐるみを着た状態で元暗殺者に話し掛け、隙を見せるのを待つ2回後、クッキー取り出そうとしてる時に始末する。 (2012-08-14 17 33 01) 賢者転職 賢者から純魂を入手した後、魔力一定以上の杖と二つ名「名を捨てた」を装備した状態で賢者に話し掛けると発生。3属性の杖から1種選び完了。材料はスチールロッド、エリクシル、炎、氷、雷の作りたい属性のマナの結晶と精霊の巻物一つずつ。 (2012-08-06 17 43 29) 複数の職業を楽しみたいならレベル10の旅人データを確保するとよい。ただし同じ名前のデータ(同じプレイヤー?)だとドッペルは1マップに複数配置できない模様。 (2012-06-17 14 56 18) 戦士目当てなら体力の指輪(HP+5)があると早く転職できる (2012-06-17 14 50 52)
https://w.atwiki.jp/nijiseihaitaisen/pages/48.html
【マスター】 神長香子@悪魔のリドル(アニメ版) 【参加方法】 イレーナの形見として月の石で作られたロザリオを持ち出していた。 【マスターの願い】 暗殺者としての過去を断ち切り、ごく普通の人生を手に入れる。 『裏切り』『殺人からの解放を願う』という二つの共通点が縁となりアサシンを呼び寄せた。 【weapon】 主に自作の爆弾を使用。 その他にも拳銃、ナイフ、毒薬などを状況に応じて使用する。 【能力・技能】 孤児院を装った暗殺者の組織で訓練を受けており、殺しの技術を身に付けている。 爆弾作成の技能も備えるが、実戦においては落第生。 弾倉の装填に手間取る、手負いの相手に接近戦で押し負ける等技量の低さが目立つ。 ただし最終話では組織の追手を返り討ちにしており、全く才能がないという訳ではない模様。 【人物背景】 ミョウジョウ学園10年黒組に参加した暗殺者の一人。 性格は生真面目であり、成績優秀な優等生タイプの少女。 孤児院を装った暗殺者養成機関「クローバー・ホーム」で育つ。 暗殺者としては完全に落第生であり、過去に自らのミスで先輩のイレーナを死なせてしまったことがトラウマになっている。 黒組における望みの暗殺報酬は「暗殺者を辞めること」。 アニメ4話で標的の一ノ瀬晴の暗殺を決行。晴を護る東兎角と交戦するも、暗殺者としての技量の差で敗北。 そのまま強制退学となり、黒組で2番目の脱落者になった。 アニメ最終話では自らの意志でクローバー・ホームから抜け出し、組織の追手を撃退しながら逃走を続ける姿が描かれている。 【令呪】 位置は右手の甲。 鎌のような翼が生えた十字架の紋章。 翼がそれぞれ一画目と二画目、十字架が三画目。 【方針】 どんな手段を使ってでも勝ち残る。 その為には同じ陣営の仲間を利用することも辞さない。 可能な限りアサシンに注意を払い、制御する。
https://w.atwiki.jp/ginzan3da/pages/135.html
クイッククリムゾン は2巡目から発火できる開幕キングクリムゾンです。 ただし妥協は3巡目発火なので注意。 理想のミノ関係は省略してL Oと記入していますが、正確には L O I Z or L O Z I JS I or L O Z I I JS なので、 L O Z I J I S or L O Z I S I J で理想、妥協ともに組むことができません。(事故率は3.49%) ですが罰金砲よろしくネタにするには面白味が無かったり、まあまあ強かったりするので「半ネタ」という表記をしています。 ちなみに1巡目がO Iの地形の場合組めないツモの内、 L O Z I J I S でも理想と妥協のどちらかを組むことができます。(この場合事故率は1.75%)
https://w.atwiki.jp/kurogirihankoku/pages/288.html
部隊分割後(その4) 行動プラン ※治療判定に中間が存在しない(差分+4で自動成功となる)ケースに限って行える。 ※治療判定中間が半数回復の場合、3部隊分割(AB分隊を統合)が望ましい。 ◎準備フェイズ 準備AR5時点: ●玄霧藩国混成部隊:部隊分割(AR3消費) ⇒マッド分隊A・B・C・D・暗殺者分隊の5部隊に分割。 準備AR2時点: ●マッド分隊A:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊B:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊C:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊D:整備の準備をする(AR1消費) ●暗殺者分隊:待機(AR1消費) 準備AR1時点: ●マッド分隊A:整備の準備をする(AR1消費):AR0により初期ARへ移行 ●マッド分隊B:整備の準備をする(AR1消費):AR0により初期ARへ移行 ●マッド分隊C:整備の準備をする(AR1消費):AR0により初期ARへ移行 ●マッド分隊D:整備の準備をする(AR1消費):AR0により初期ARへ移行 ●暗殺者分隊:待機(AR1消費):AR0により初期ARへ移行 ◎AR10時点: ●マッド分隊A:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊B:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊C:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊D:整備の準備をする(AR1消費) ●暗殺者分隊:待機(AR1消費) ◎AR9時点: ●マッド分隊A:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊B:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊C:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊D:整備の準備をする(AR1消費) ●暗殺者分隊:待機(AR1消費) ◎AR8時点: ●マッド分隊A:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊B:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊C:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊D:整備の準備をする(AR1消費) ●暗殺者分隊:待機(AR1消費) ◎AR7時点: ●マッド分隊A:治療を受ける(AR3回復) ●マッド分隊B:A分隊を治療(AR3消費):難易度16/評価20 ●マッド分隊C:D分隊を治療(AR3消費):難易度10/評価17 ●マッド分隊D:治療を受ける(AR3回復) ●暗殺者分隊:待機(AR3消費) ◎AR10(回復後)時点: ●マッド分隊A:聯合国Aへ移動(AR4消費) ●マッド分隊B:AR4のため行動できず ●マッド分隊C:AR4のため行動できず ●マッド分隊D:聯合国Bへ移動(AR4消費) ●暗殺者分隊:AR4のため行動できず ◎AR6時点 ●マッド分隊A:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊B:AR4のため行動できず ●マッド分隊C:AR4のため行動できず ●マッド分隊D:整備の準備をする(AR1消費) ●暗殺者分隊:AR4のため行動できず ◎AR5時点 ●マッド分隊A:整備の準備をする(AR1消費):評価26/修正6 ●マッド分隊B:AR4のため行動できず ●マッド分隊C:AR4のため行動できず ●マッド分隊D:聯合国の整備を行う(AR5消費):評価30/修正6 ●暗殺者分隊:AR4のため行動できず ◎AR4時点: ●マッド分隊A:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊B:C分隊に治療を受ける(AR3回復) ●マッド分隊C:B分隊を治療(AR3消費):難易度7/評価17 ●マッド分隊D:AR0のため行動できず ●暗殺者分隊:待機(AR4消費) ◎AR7(回復後)時点: ●マッド分隊A:AR3のため行動できず ●マッド分隊B:聯合国(A分隊と同国)へ移動 ●マッド分隊C:AR1のため行動できず ●マッド分隊D:AR0のため行動できず ●暗殺者分隊:AR0のため行動できず ◎AR3時点: ●マッド分隊A:B分隊に治療を受ける(AR3回復) ●マッド分隊B:A分隊を治療(AR3消費):難易度16/評価20 ●マッド分隊C:AR1のため行動できず ●マッド分隊D:AR0のため行動できず ●暗殺者分隊:AR0のため行動できず ◎AR6(回復後)時点: ●マッド分隊A:整備の準備をする(AR1消費) ●マッド分隊B:AR0のため行動できず ●マッド分隊C:AR1のため行動できず ●マッド分隊D:AR0のため行動できず ●暗殺者分隊:AR0のため行動できず ◎AR5(回復後)時点: ●マッド分隊A:聯合国の整備を行う(AR5消費):評価26/修正8 ●マッド分隊B:AR0のため行動できず ●マッド分隊C:AR1のため行動できず ●マッド分隊D:AR0のため行動できず ●暗殺者分隊:AR0のため行動できず 以上で行動終了。 編成書式 <マッド分隊A> ○歩兵 玄霧弦弥:森国人+名医+マッドサイエンティスト+山岳騎兵+参謀 -蛇の指輪2:個人所有(根拠URL:http //www35.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/519.html#id_6bea46fc) イク:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト しじま:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト 猫士01:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト 猫士02:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト 猫士03:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト 猫士04:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト 猫士05:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト 猫士06:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト ○人数制限特殊:なし ○部隊評価値 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 12:9:10:13:12:26:14:19:9 ※整備評価:26/治療評価:28 <マッド分隊B> ○歩兵 ゆーね:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト 猫士07:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト ○人数制限特殊:なし ○部隊評価値 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 3:1:2:5:3:17:5:11:1 ※整備評価:18/治療評価:20 <マッド分隊C> ○歩兵 マイム:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト ○人数制限特殊:なし ○部隊評価値 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 0:-3:-2:2:1:14:2:8:-2 ※整備評価:18/治療評価:20 <マッド分隊D> ○歩兵 はる:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト+参謀 -多目的ナイフ:個人所有(根拠URL:http //www35.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/519.html#id_6bea46fc) -整備兵用ナイフ:個人所有(根拠URL:http //www35.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/519.html#id_6bea46fc) 大島海豚:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト+参謀 猫士08:森国人+医師+名医+マッドサイエンティスト ○人数制限特殊:なし ○部隊評価値 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 11:7:8:13:12:29:16:23:10 ※整備評価:29/治療評価:30 <暗殺者分隊> ○歩兵 雅戌:森国人+幻影使い+優しい死神+暗殺者+護民官 睦月:森国人+幻影使い+優しい死神+暗殺者+吏族 -多目的ナイフ:個人所有(根拠URL:http //www35.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/519.html#id_6bea46fc) 夜継景屠:森国人+幻影使い+優しい死神+暗殺者 アルト:森国人+幻影使い+優しい死神+暗殺者 猫士09:森国人+幻影使い+優しい死神+暗殺者 猫士10:森国人+幻影使い+優しい死神+暗殺者 ○人数制限特殊:なし ○部隊評価値 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 9:10:10:11:17:18:17:15:10 ※近距離評価:16/中距離評価:19/詠唱戦評価:18 /*/
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/1867.html
魔法陣グルグル2 【まほうじんぐるぐる ぱーとつー】 ジャンル RPG 対応機種 スーパーファミコン メディア 24MbitROMカートリッジ 発売元 エニックス 開発元 タムタム 発売日 1996年4月12日 定価 8,000円 判定 良作 少年ガンガンシリーズ 概要 特徴・システム・評価点 問題点 総評 余談 概要 人気漫画『魔法陣グルグル』をもとにしたキャラゲーのSFCでは第2弾、全体では第3弾となる作品。 タイトルの「2」はゲーム中のボイスで「パートツー」と発音している。 勇者ニケ・魔法使いククリは、世界の平和を守るため、打倒・魔王ギリを目指して冒険の旅に出る。 完全オリジナルだった前作とは異なり、原作に沿ったストーリーが繰り広げられ、後半はゲームオリジナルの展開に移り変わる。 始めに文章の理解を円滑にするために説明しておくと、「グルグル」とはククリが操る魔法のこと。魔法陣を描いて、召喚するように発動させる。 ちなみに本作はあくまでSFCソフト『魔法陣グルグル』の続編であり、原作漫画の続編『魔法陣グルグル2』とは一切関係ない。 特徴・システム・評価点 ストーリーは原作で起こった出来事を追うかたちのシンプルな一本道。 フィールドマップは移動に使うのみで、各町のイベントをクリアするとまた新しい場所が出現していく。 ローグ系に近かった前作とは異なり、戦闘システムはアクションRPGに変化。 ニケが戦っている横で、ククリがグルグルで援護をするシステムは前作と同じだが、今回はククリを戦闘中に移動させることができるようになり、敵の攻撃を回避できるようになっている。これによりかなりアグレッシブな戦闘が可能で、魔法使いが敵の攻撃をかいくぐりながら戦士系をフォローするという、まるで原作及びRPGの戦い方を体現しているかのような臨場感を味わうことができる。 ククリはイベントが進むごとに異なる「シンボル」を習得していき、それぞれを組み合わせることで新しいグルグルを生み出すことができる。 本作では前作と比べて消費MPが控えめに設定されており、魔法自体は簡単に使うことができるようになった。しかしククリは魔法を扱うには熟練が足りず、強力なグルグルを発動しようとしても「しっぱい」してしまう。つまり魔法は覚えているがレベルが足りずに失敗するという、より原作に近い仕様に変更されているのである。 グルグルは戦闘シーンに切り替わる前に敵に当てることができ、事前に相手を弱らせておくことができる。ただし遠距離攻撃だけで倒しても経験値は入らない。 魔法陣の性能も見直され、バランスブレイカーや役に立たないグルグルがほとんどなくなった。 「べつべつ」は敵に当たるまでが遅くかわされる可能性がある。「ぜんたい」の魔法はニケもダメージを受けるようになり使いどころが限定的に。「なかま」はダメージが大きいが発動時間も長いなど差別化が図られ、状況に応じての使い分けが重要になってくる。 ククリの武器に「魔法陣を描くスピード」が追加し、アクション要素もあいまって戦闘の楽しみも大幅に増した。 町の中でもグルグルが描けるようになった。必ず失敗してしまうが、気軽に練習ができるようになっている。 前作ではひたすら戦うのみの存在だったニケが「光魔法・キラキラ」を習得。また一部の場所でプレイヤーが操作することができるようになり、個性を発揮できるようになった。 前作ではニケの武器の種類による攻撃モーション速度の違いしかなかった装備品が、ニケの武器と防具にそれぞれ「攻撃スピード」と「防御率」が追加された。攻撃する頻度と防御する確率に影響するので、前作と同じくAIに任せる設計でありながら、魔法による敵の行動妨害やAI指示と併せるとプレイヤーのニケへの介入・連携・必要性が大きく広がった。 登場人物やモンスター、アイテムが原作を反映したものになった。また今の場所を記録して再び戻ることができる「きおくそう」「もどりそう」というアイテムが新たに登場した。 ニケとククリにはアニメ版準拠の声が付いていて、またも要所で喋ってくれる。 グラフィックはより描き込まれ、綺麗になった。また、大きなアニメーションと魔法陣の鮮烈なエフェクトも特徴的。 大きなドット絵がグリグリと動くさまは必見。また「しっぱい」のグルグルにも種類が多く、変な魔法が飛び出してくる。 原作さながらのナイスなツッコミや、いちいち出てくるキタキタオヤジといった、原作の雰囲気をそのままにかもし出すストーリー。 特にナレーターのセリフが良い味を演出していて、出てくる度に腹筋崩壊ものになっている。これを原作者ではなくスタッフが考えているのだから素晴らしい。 BGMにも良曲多し。グルグルらしくコミカルで明るい曲が多いが、緊迫感のある曲やかなりおどろおどろしい曲もありバラエティに富んでいる。 拠点となる町は10以上登場するが、それらのBGMは全て固有のもの。いずれも町の雰囲気を上手く表現しており、印象を深めてくれる。 その他ニケ・ククリ単騎で挑むことになる塔のBGMはそれぞれ原作における光と闇のイメージを巧みに描いており、非常に聴き応えがある。 問題点 前作と比べて戦闘の難易度が高くなった。決してバランス不安定ではないが、シビアな要素がある。 敵の中にはククリに回避不能な技を放ってくる。ここでククリの最大HPが低いと死亡確定。これにはレベルを上げて最大HPと防御力を増やす・その時点での最強防具を装備する・防御力を上げる魔法を使うしか対策が無く、ゲームの壁のような存在になっている。 バグか仕様かは不明だが、魔法陣を描いている(ボタン押しっぱなし)状態にするとボスが必殺技を使ってこなくなる。ニケだけで戦うことになるが、これを利用すればククリのレベルが低くてもボスと戦っていける。 一部のダンジョンは、画面端に行くと画面スクロールする。スクロール先のすぐそばに敵がいると、ククリが魔法陣を描いてから飛び退くことにより魔法が発動する仕様からか、ククリが敵と画面端に挟まれてしまい、飛び退くことができなくなって、魔法が絶対に使えなくなる。 というか、敵に触れただけでダメージという謎の仕様のせいで、魔法を詠唱するアクションを永遠に遮断され続ける。そしてHPをゴリゴリと削られ続けて詰む。もちろん隣のエリアを確認する術は無い。 あくまで「前作と比べて難しくなっている」というだけであり、「アクションRPGとしてのゲームバランスや難易度」はキャラゲーとしては上手くまとまっている方である。 防御力によるダメージ幅が大きいらしく、上記回避不能技であるレベルだとククリが即死したはずが、数レベル上げたら半分も減らなかったなどはざら。かなり大味なバランス。 このために、レベル上げを行わないと序盤からボスに確実に勝てない。どんなに工夫しようと、低レベルでの攻略は不可能である。 回避不能の攻撃・画面全体への攻撃・敵の攻撃エフェクトで画面がいちいち止まる・敵に触れただけで理不尽なダメージ という、ARPGではあってはならない要素がてんこもり。 ボスの中でも特に3番目のダンジョンのボス『ヤンバン』が非常にタフ。いくら攻撃してもHPゲージがまったく減らずにそのまま諦めてしまったユーザーも多いのではないだろうか。 このヤンバン、なんとHP13000と前のダンジョンのボス『トンガラ』3匹(HP270×3)の 16倍ほど の異常までの耐久力を誇る。こちらの火力はそこまで上がらないのに……。 ちなみに次のボスである『ゴーレム』(HP8800)よりも高い。なぜこんな数値になってしまったのか。原作のヤンバンはそこまで耐久力がある訳でもないのだが……。 エニックスの公式ガイドブックにはHP2600と書かれているため開発後期で数値を変えた可能性が高い。以降のボスのHPもガイドブックの2倍に設定されている者が殆どだが、5倍になっているのはヤンバンのみである。 ストーリーや演出について 状況の説明や次の行動までの示唆がとても淡白。 起こるイベントはグルグルワールド全開のシュールな出来事や超展開ばかりなので、原作を知らないと流れが急すぎて置いてけぼりになりがち。 たとえば町に辿り着いたら村人全員が踊り続けていたり、パワーアップのための前金を用意するために店を経営するはめになったりする。 ただし、村人全員が踊り続けているのは原作通りである(モンスターの呪いという設定で) 原作が完結していないため、ストーリーの終わり方が非常に中途半端。 始まりからして原作途中からの町であり、また物語がクライマックスを迎えたところで「ここで終わりかよ!」とばかりに唐突にエンディングを迎えてしまう(いわゆる「俺たちの戦いはこれからだ!」エンド)。 これだけの完成度を誇っているだけになんとも勿体無い点である。これでストーリーが原作を最後まで完璧に再現しているか、オリジナル展開で綺麗に物語が完結していたらさらに評価は高かっただろう。 ただしこれにはいかにも原作らしいオチをつけてごまかしている。 移動中、ククリがニケよりも前を歩いている。 これは原作を考慮すればまずあり得ない状況。とことんまで再現に拘っているタムタムらしくない仕様である。 もちろん制作スタッフも知らなかったわけではない。現に前作ではククリがニケの前に乗り出さないように徹底的に工夫されていたし、本作でもイベント中はニケが先頭を歩いている。 おそらく敵に魔法弾を当てたり歩きながらグルグルを発動させる仕様上、ククリに先陣を切らせざるをえなかったのだと思われる。 ゲーム内でまとめ買いとまとめ売りのやり方が説明されない。これに気付かなければ買い物が不便どころか、ゲーム中屈指の名ゼリフを聞き逃すことになる。 ギップルが乱暴な口調で話すシーンが何度かある。原作では終始敬語を崩さない紳士的なキャラであったので激しく違和感を感じる。 総評 作りがとても丁寧で、ゲームが原作愛に満ち溢れている。 前作よりもさらに丁寧な作りでとっつきやすさも増しており、全体としての完成度はとても高い。 とにかく遊んでいて、制作スタッフが『魔法陣グルグル』を愛し徹底的に拘った様子が容易に想像できる。まさしくキャラゲーの鑑である。 余談 ゲーム本編で前作『魔法陣グルグル』とのつながりを示唆する、嬉しいファンサービスがある。 オリジナルの敵の中に「ミッタン」というモンスターがいるのだが、外見が非常に特徴的であり他の敵と見比べてもひときわ異彩を放っている。一体何者なのか、正体が気になるところである。
https://w.atwiki.jp/compels/pages/63.html
「…ふざけてる!」 巫女服に身を包んだ一人の少女が、憤慨の言葉を口にした。 「沙都子を北条鉄平の魔の手から救って…今度こそって思ったのに、なんでこんな訳の分からないことになってるのよ!」 少女…古手梨花は、雛見沢という限界集落で御三家という立場にある女の子である。 そして彼女は、昭和58年6月を何度も繰り返し、その度に雛見沢症候群という奇病に端を発する悲劇を経験してきていた。 何度となく訪れる、止められぬ悲劇に諦観すら抱きかけていた梨花だったが…今回は違った。 友人である北条沙都子を虐待する、叔父の北条鉄平の魔の手から、仲間たちと力を合わせ沙都子を救うことに成功した。 運命は変えられる。 ほんのちょっとの踏み出す勇気があれば、変えられるのだと梨花は思い知った。 そして、今度こそ悲劇のループから抜け出そうと決意し、ひとまずは仲間たちと綿流しの祭りを楽しもうとして… 殺し合いに巻き込まれたのは、そんなお祭りのまっただ中であった。 故に梨花の姿は、祭りの神事の為に着替えた紅白の巫女服のままであった。 「羽入!羽入!!」 自分にしか見えない友人を呼ぶ。 しかし、いつもうろちょろしている彼女が出てくることはない。 「最悪だわ…」 殺し合いという訳の分からない舞台。 いなくなった羽入。 状況は絶望的と言っていい。 だが… 「…諦めない、諦めないわ」 自らを鼓舞するように梨花は呟く。 梨花には前原圭一という友人がいる。 沙都子救出の中心人物となった男の子。 彼は、口先の魔術師と呼ばれるほどに、土壇場で非常に口の回る男だった。 彼の言葉は、雛見沢全体に火をつけ、運命を変えてみせた。 だから梨花も、今ここで弱音を吐いたりしない。 たとえ虚勢でも、嘘でも。 「私は、絶対に雛見沢に帰る!みんなと…運命を越えてみせるわ!」 きっと圭一なら、こう言って簡単に運命なんて変えてみせるんだから。 「勇者様~!」 決意を固めていると、声が聞こえてきた。 女の子の声だ。 どうやら誰かを探しているらしい。 (…人を探してるなら、殺し合いに乗っている可能性は低いかしら) 少し迷った後、梨花は声の主に接触することにした。 そうして出会ったのは、黒いローブを来た、同年代と思われる三つ編みの女の子。 女の子は梨花に気づくと、こちらに近寄ってきた。 「あの、すいません、勇者様…ニケっていう金髪の男の子知りませんか?」 「みー、ここに連れてこられてからは誰とも会ってないのですよ」 先ほどまでの口調から打って変わって、猫かぶりモードで女の子に応対する。 梨花の返答を聞くと、女の子は「そっか…」とがっくりしながら項垂れた。 「そっちは誰かと出会いましたか」 「ううん、私もあなたが初めてだよ」 話をしながら梨花は女の子を目踏みする。 とりあえず、こちらに襲い掛かってくる、ということはなさそうだった。 なんとなくあわあわした雰囲気が羽入に似ていて、嘘をつけるタイプにも見えない。 安全、と考えてよさそうだ。 「とりあえず自己紹介をするのです。ボクは古手梨花。よろしくなのですよ、にぱー☆」 「あ、私はククリ!こっちこそよろしくね、リカちゃん!」 お互いに名乗り合った梨花とククリは、その後しばらく話をした。 その結果、お互いが全く違う世界の住人なのだと知ることになった。 「勇者に魔王…おとぎ話みたいな話なのです」 「私は勇者様と一緒に魔王ギリを倒す旅をしてるの」 「ククリは魔法使いなのですか?」 「うん、いつもは杖で地面に魔法陣を書いてるんだけど…没収されちゃったみたいで」 「その杖がないと魔法を使えないのですか?」 「う、う~ん…一応代わりになるものはあるんだけど…」 そういうとククリは、デイバックからあるものを取り出した。 それは… 「……ほうき?」 「うん…」 「…これで魔法を?」 「うん……」 梨花は目を丸くし、ククリは気まずそうに顔を赤くして逸らした。 しばらく、周囲が沈黙に支配される。 口を先に開いたのはククリの方だった。 「そ、そういえば梨花ちゃん、その格好可愛いね!」 「みー、巫女さんで圭一がモエモエ~なのですよ」 「え、巫女さん!?じゃあもしかして梨花ちゃんも魔法使えたりするの!?」 「…そういう世界線もあったような気はしますが、僕は魔法使いじゃないのですよ」 「そっかあ…」 「僕の世界では魔法はおとぎ話の世界の話なのです。ククリが魔法を使えるというのなら、見てみたいのです」 それは、半分本音ではあったが、もう半分は同行者の戦力確認の為だった。 魔王を倒す旅をしているというのだから、それなりに攻撃的な魔法を使えるのだろう。 自分が戦う力を持たない以上、彼女の戦闘能力がどれほどあてになるのかは確認しておきたいところだった。 「うん、いいよ!」 梨花の申し出にククリは快く応じると、箒を構えてその場でダンスを踊るように回り始めた。 その場で踊りつつも、地面には器用に魔法陣が完成されていく。 「ツチヘビ!」 そしククリの魔法が発動すると…火の玉と思しき物体が地面に潜った。 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 (うーん、関わりたくないなあ) ルーミアは、梨花とククリを少し離れた所で観察しながら苦い顔をしていた。 ルーミアは妖怪だ。 しかも、人食いの妖怪である。 ただし、妖怪としてはそれほど強くない。 だから、この殺し合いの場でも、自分でもどうにかなる弱い相手を対象に捕食しようと考えていた。 そうして彼女が最初に見つけたのが梨花とククリだったのだが… (紅白の巫女に黒い魔法使い…) ルーミアはかつて、博麗神社の主である紅白の巫女・博麗霊夢と黒い帽子と服に身を包んだ普通の魔法使い・霧雨魔理沙という2人の人間に退治されたことがあった。 さすがにルーミアも今目の前にいるのが別人であるということは分かっていたが、それでも紅白の巫女と黒い魔法使いである。 不吉と言う他ない。 (無視して他の人間を食べよっと) 触らぬ巫女と魔法使いに祟りなし。 ルーミアはその場から離れようと動いたその時、 「ツチヘビ!」 次の瞬間、彼女の身体は突然地面から現れた炎に包まれた。 「みー、火の玉が地面に潜ったのです」 「うーん、おかしいなあ、動く魔物がいないときは魔法陣の上に止まったままになるはずなんだけど」 少女二人から少し離れた所でそんな話をする中、ルーミアは 「な、なんでこうなって…ガクッ」 身体を焦がしながら気絶するのだった。 【ククリ@魔法陣グルグル】 [状態]健康 [装備]魔理沙の箒@東方project [道具]基本支給品、ランダム支給品0~2 [思考・状況]基本方針:殺し合いなんてしない 1:梨花と行動しニケがいるなら見つけたい [備考] ※参戦時期は、少なくともアラハビカ編以降 【古手梨花@ひぐらしのなく頃に】 [状態]健康 [装備]なし [道具]基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:運命を打ち破り、雛見沢に帰る。 1.ククリと行動する [備考] ※参戦時期は、皆殺し編の綿流し祭中。 その為巫女服姿です。 【ルーミア@東方projet】 [状態]ダメージ(小)、軽度の全身火傷、気絶 [装備]なし [道具]基本支給品、ランダム支給品1~3 [思考・状況]基本方針:弱そうな人間を食べる 1.紅白の巫女(梨花)と黒い魔法使い(ククリ)から離れたい [備考] ※霊夢と魔理沙双方に倒されている設定です。
https://w.atwiki.jp/pqjp/pages/614.html
?xml version="1.0"? TextLibrary Text tag="[QUEST_Q2G1_ACTION]" 暗殺者と戦う /Text Text tag="[QUEST_Q2G1_FAILURE]" 暗殺者を倒せなかった…。もう一度挑戦しよう。 /Text Text tag="[QUEST_Q2G1_KILL]" 暗殺者に勝った。3人全員を倒してから、ハイヤンにいるパッチのところへ戻ろう。 /Text Text tag="[QUEST_Q2G1_MSG]" 帝国に仕える暗殺者のひとりを見つけた。 /Text Text tag="[QUEST_Q2G1_RETURN]" パッチのもとへ戻る /Text Text tag="[QUEST_Q2G1_REWARD]" パッチは今回も気前よく報酬を支払った。 /Text Text tag="[QUEST_Q2G1_STEP1]" パッチを狙う3人の暗殺者を探し出し、倒そう。 /Text Text tag="[QUEST_Q2G1_STEP2]" パッチのもとへ戻り、良い報せを伝えてあげよう。 /Text Text tag="[QUEST_Q2G1_QMNAME0]" 暗殺者 /Text /TextLibrary
https://w.atwiki.jp/moekuri/pages/172.html
ランダムでキャラが出現し、また出すモンスターもランダム。もちろんステージもランダム レベルは進めた面によって変わるもよう(4面でレベル13だった) 経験値やBPも手に入るので大いに活用しよう ここで初めて倒したモンスターも召喚できるようになるので頑張ろう フリーバトル裏面の情報 マスター 職業 クリーチャー 2 3 4 5 6 ゼロット 治療士 ケルベロス 紅葉 クラーケン ウコバク グレムリン 弥々子 ゼロット 騎士 ヴェパール カリアッハヴェーラ 蟲毒 ナムタル スルト バジリスク ガーディアン 狩人 グレムリン 弥々子 カラドリオス 覚 ウコバク スルト ガーディアン 狩人 コウ イエティ 大太法師 ガーディアン 精霊使い クラーケン 玄武 マカラ ナイアス 蛟 ゼロット 魔法使い ヴェパール クラーケン 弥々子 ウンディーネ たんころりん ゼロット 魔法使い 閻魔 ケルビム マカラ 雪ん子 ノーム たんころりん ガーディアン 暗殺者 雷獣 ウンディーネ サラマンダー エント コロポックル ノーム ガーディアン 騎士 クロノス 蟲毒 ナムタル ウコバク スルト ガーディアン 治療士 軻遇突智 ヴェパール 蟲毒 スルト バジリスク ゼロット 魔法使い アンピトリテ フルフル ウンディーネ マカラ 弥々子 ガーディアン 狩人 フルフル 白虎 サンダーバード グレムリン 雷獣 ガーディアン 戦士 シパクナ マンドレイク ドリュアス ナイアス オレイアス ゼロット 治療士 麒麟 大太法師 野槌 ノーム ゼロット 精霊使い スレイプニル フロラ ドリュアス ウングル ゼロット 暗殺者 グングニル 野槌 たんころりん 覚 ガーディアン 魔法使い グレムリン シームルグ セルキー アータル ゼロット 精霊使い ウェンディゴ エウリノーム 大太法師 リモン アリオク たんころりん ゼロット 精霊使い 雪ん子 セルキー ヴァルキリー ウェンディゴ ウンディーネ ゼロット 治療士 サンダーバード アイギス ドリュアス ウコバク 雪女 ゼロット 治療士 オニャンコポン ユミール 軻遇突智 マンドレイク ゼロット 騎士 リヴァイアサン ナムタル 蛟 たんころりん ゼロット 精霊使い 麒麟 青龍 ノーム エント 野槌 たんころりん ゼロット 戦士 ヴィネ レーシー つらら マカラ グルヴェイグ ゼロット 治療士 クロノス アスラ バジリスク オセ ガーディアン 騎士 ヴァルキリー スルト エウリノーム ウンディーネ 雷獣 サラマンダー ガーディアン 騎士 ウングル ユミール 軻遇突智 弥々子 ウコバク ゼロット 騎士 アンピトリテ マカラ クムバカルナ ノーム 弥々子 野槌 ガーディアン 治療士 ニーズヘッグ 蛟 弥々子 マカラ 大太法師 ガーディアン 暗殺者 フロラ 野槌 覚 ペリ ガーディアン 暗殺者 コロポックル 雪ん子 雪女 オーディン フラウロス ゼロット 精霊使い サンダーバード つらら ドリュアス 大太法師 スルト ガーディアン 魔法使い ヘル イスラーフィール エウリノーム 弥々子 サラマンダー ゼロット 精霊使い シパクナ アルゴス 閻魔 ウングル オニャンコポン たんころりん ゼロット 暗殺者 スレイプニル オーディン グングニル バジリスク ガーディアン 暗殺者 オーディン グングニル スレイプニル カラドリオス ガーディアン 騎士 句句廼馳 グルヴェイグ 大太法師 オセ ウコバク たんころりん ガーディアン 狩人 風神 カラドリオス 雷神 弥々子 ガーディアン 治療士 ミドガルズオルム オーディン アイギス カラドリオス 野槌 覚 ガーディアン 精霊使い ユグドラシル レーシー マンドレイク エント 花魄 たんころりん ゼロット 騎士 スルト グルヴェイグ アリオク ネビロス エウリノーム ガーディアン 治療士 ウングル オニャンコポン バハムート 弥々子 カラドリオス たんころりん ガーディアン 暗殺者 甕槌 カラドリオス イエティ コロポックル ガーディアン 魔法使い オーディン セルキー イエティ コロポックル ゼロット 狩人 アミィ 太歳 アリオク ペリ バジリスク ガーディアン 治療士 紅葉 句句廼馳 甕槌 軻遇突智 雷獣 たんころりん ガーディアン 魔法使い ケルベロス アンピトリテ グレムリン 雪ん子 ノーム ゼロット 暗殺者 オーディン ウェンディゴ つらら イエティ コロポックル 雪ん子 ガーディアン 精霊使い オニャンコポン フェニックス ウングル たんころりん 蛟 オセ ガーディアン 精霊使い ルシファー ペリ 弥々子 オセ カラドリオス サラマンダー ガーディアン 戦士 太歳 サンダーバード たんころりん イエティ 疫病神 ガーディアン 戦士 スフィンクス ネビロス たんころりん ヴィーヴル ガーディアン 治療士 蛟 マンドレイク 毒虫 ナムタル クジャタ たんころりん
https://w.atwiki.jp/ryuunabe/pages/346.html
城島月子 アイドレスWiKiの該当ページ 名称:・城島月子(ACE) 要点:・カーディガン・パジャマ・眉が太い・長い髪の女の子 周辺環境:・病院 評価:全能力18 特殊: *城島月子のACEカテゴリは逗留ACEとして扱う。 *城島月子はヴァンパイア、暗殺者、入院患者として見なし,これらの持つ全ての特殊が使える。 *城島月子は白兵行為が出来、この時+5の評価修正を受ける。 →次のアイドレス:・結城小夜(ACE)・玖珂光太郎(ACE)・ヴァンパイア(職業)・暗殺者(職業) 能力 ACEのみなし職業の消費質疑によりACEは燃料消費しません(能力部分にはいちおう表示しています。 ヴァンパイアは不明 *暗殺者の隠蔽補正 = ,,条件発動,隠蔽、自動成功。 *暗殺者の被隠蔽看破補正 = ,,,(隠蔽状態の場合、破ろうとする時の)難易度、評価+4。 *暗殺者の中距離戦闘行為補正 = 中距離戦闘行為,歩兵,任意発動,(中距離での)攻撃、評価+3、燃料-1万t。 *暗殺者の侵入補正 = ,,条件発動,侵入、評価+2。 *入院患者は遠隔知ができ、同藩国民の動向を知覚することが出来る。 *入院患者は援軍行為ができ、許可なくどこの藩民としても活動出来る。 コメント 月子である。あれ? そういや、派生にカガチいないね? 式神の城って何? (登場するのは七夜と式神3) 派生前リスト 入院患者→ドラッガー